先日、ある生徒に対してすこし厳しい言葉を言いました。
簡単に言うと、流れはこんな感じ。

生徒:昨日は家の掃除を手伝っていたので、あまり勉強ができませんでした。

粂原:今日はその分頑張ろう!

生徒:今日も午前中は掃除をしていたので・・・

粂原:それはどうしても手伝わなきゃいけない家事だったのかな?

生徒:そういうわけではないですが、母だけだときついと思ってやりました。

このような流れの後、「受かる思考」と「落ちる思考」について、生徒に厳しくお話をしたわけです。
「掃除を手伝うっていいことじゃん!手伝うなって言うのかよ?!」
「粂原は、勉強だけしていればいいというのか!」

そんな声が聞こえてきそうですね。

何も僕は、掃除を手伝うなというわけではありません。

勉強だけをしろ!と言っているわけでもありません。

しかし、

・掃除を言い訳にして勉強ができなかった
・2日連続で、満足のいく勉強ができなかった
・スキマ時間も、有効に活用していない

そこを問題として指摘したわけです。

そして、「お母さんを言い訳にしたら、可哀想なのはお母さんだ。」とも言いました。

 

僕は彼に、「耳からの勉強」について以前話したことがあります。
英単語や古文単語であれば、何かをやりながらでも聴くことができる。
彼はちょうど今、単語をしっかり覚えていく期間だったので、尚更耳からの勉強が重要なのです。

彼は掃除中、単語を聞いたりは一切していなかったとのこと。しかも、その日の夜は睡魔に襲われ、気づいたらベッドにいたそうです。


【落ちる思考の怖さ】

問題の根本は、「勉強時間が取れなかったこと」ではありません。
根本は、そのような行動をとってしまった原因、「考え方」にあります。

人間は弱い生き物です。しかし、その弱さを直視するのは辛いので、上手に「言い訳」を考えるようになります。
これを勉強において、常に続けてしまうのが、「落ちる思考」です。

「落ちる思考」は、一度きりでは終わりません。

変えようと意識し、努力しなければ、受験までずっとそのままです。

そして、受験に失敗した後も、「落ちた言い訳」をしてしまう・・・
落ちる思考が染み付いている人は、早急に「受かる思考」へと切り替えなければならないのです。

だからこそ、今回僕は彼に厳しくお話をしたのでした。

 

【受かる思考とは?】

受かる思考とは、その名の通り合格する人の考え方です。
もし彼があのとき「受かる思考」であったなら、どのような行動がとれたでしょうか?

  • その日はどうしてもこなしたいノルマがあるからと、掃除を断った。その分、集中して勉強して、成績を上げて母に喜んでもらおう。
  • 掃除がしんどそうだから、手伝おう。その分、今日は食事とお風呂、休憩時間を削って勉強しよう。
  • 掃除しながらでも勉強はできるな!今日は単語を集中的に覚える日にしよう!

もしかしたら、他にもパターンはあるかもしれません。

上記のように、合格のための行動を意識的に取れるようになるのが、「受かる思考」の特徴です。
では、どうしたら「受かる思考」になることができるのでしょうか?

 

【受かる思考になる方法】

受かる思考になるには、「自分が来年合格しているとしたら、今どういう行動をとるか?」と常に考える癖をつけるのが有効です。

人間は弱い生き物で、つい目の前にあることに流されがち。
目の前のことに気を取られて、本当の「大きな目標」を忘れがちになってしまうのです。

ここで、「合格した自分の行動」を「具体的に」イメージしましょう。
もちろん、それでも目の前の誘惑に負けてしまうことはあると思います。
いきなり完璧にはなれません。

もちろん、偉そうに書いている僕自身も、勉強より楽しいことに気を取られ、遊んでしまうことは多々あります。

しかし、「受かる思考」ができていれば、その遅れを取り戻すことができます。

それだけでなく、「次はどうしたらいいか?」を考え、「誘惑に負けないシステム」を作ろうと動くことができます
「受かる思考」になるためのもう一つの方法は、合格した人の行動を真似すること。

行動から先に真似ることで、段々と考え方も変わっていきます。
当然ですが、いきなり完全に考え方を変えることはできません。
ですが、普段から「受かる思考」を意識することで、確実に考え方は良い方へ変わっていきます!

掃除をしていて勉強ができなかった彼。

受かる思考に生まれ変わろうと、早速通話の後すぐに勉強を開始。

掃除の分を取り戻そうと、その日はいつもより勉強をしていました!